【安房国三十四ヶ所観音霊場】34番 滝本堂(大山不動尊)

安房国三十四ヶ所、最後は大山不動尊として知られる滝本堂です。もともと大山寺が山の上にありましたが、明治になって廃寺となり、不動尊が滝本堂として存在しています。

33番の観音院から鴨川へと、一気に飛んでしまいますが、番外としてお参りする人が非常に多かったことから、正規の札所に加えられたそうです。

山門と仁王像が下にありますが、そこから急で長い階段を上るため、クルマで滝本堂の脇にまで入れるようになっています。駐車場への坂道は、信福寺や松野尾寺を彷彿とさせる凄まじい急坂です。

こちらの滝本堂、中尊寺の覆堂のように、中にお堂(宮殿)がもう一つあります。いずれも重要文化財に指定されている建物です。

中には御開帳されている千手観音像と共に、本尊の不動明王像が安置されています。今回は安房国三十四ヶ所の御開帳に合わせ、宮殿と本尊の不動明王像も公開されており、間近で拝むことができました。

本尊の公開は正月と節分など、限られた時期だけだそうで、間近で拝見することが出来たのは有難かったです。歴史を感じる本尊で、素晴らしいものを見ることが出来ました。