南房総の最西端 洲崎灯台へ

館山市街地から西へ進み、房総半島最西端の洲崎に行ってきました。これまで館山から平砂浦の方へ抜けていったことはありましたが、洲崎方面は初めてです。洲崎には灯台があるということは聞いていたので、どんな様子だったのかご紹介します。

洲崎方面へは県道257号線で向かいます。灯台の案内板を右折して洲崎の集落の中へ。駐車場は有料のものだけですが、値段はそんなに高くありません。

駐車場から50-100mほど歩くと灯台入り口です。灯台は小高い丘の上にあるので階段を登っていきます。

登っていった先には「洲崎灯臺」の表札があって、灯台の前はちょっとした広場になっています。灯台自体は見学できないようで、入口の扉は閉じられていました。

ただ広場は展望スポットになっていて、なかなか良い景色です。

こちらは館山湾方向を見た一枚。

先日ご紹介した波佐間は今見えている漁港の先にある岬の裏側。なるほど東京湾から侵入する敵艦から隠れるには良い場所にあります。

洲崎の集落は海沿いにあり、すぐ後ろは山という凄い地形ですね。

こちらは南側を見た1枚ですが、海と山の間の限られた平地に洲崎の集落が広がっています。

広がっているといっても、一面の緑の中に屋根がぽつぽつとある感じなので、自然環境の厳しさとそれを切り開いた人々の営みの蓄積を感じました。