白浜海洋美術館で万祝を見る

白浜にある海洋美術館に行ってきました。ここは野島崎灯台のすぐ下にある個人が運営している美術館です。

6、7、8月は休館と聞いていましたが、海女まつりの期間は開館しているとの情報を見かけ、それならばと出掛けてみました。

場所は野島崎灯台前のロータリーから少し入ったところにあり、付近の駐車場に止めて歩きましたが、ついて見ると美術館の駐車場も中にありました。ここで入館料500円を支払って中に入ります。

館内に展示されているのは房総半島が発祥となる「万祝」という漁師の晴れ着です。

江戸時代から昭和30年頃まで続いた漁師文化であり、ここの万祝コレクションは全国一を誇ります。

背型の鶴の文様、裾型に大きく描かれているのはタイやクジラ、アワビなどの他、鶴亀や高砂、注連縄、浦島太郎など多岐にわたります。

こちらは江戸時代の大漁旗。陸側で大漁を迎える準備をさせるため、船名や紋を大きく入れているのが特徴です。

漁船に無線が装備され、旗による伝達が不要になったことで、現代のような華麗な装飾に変化し、その装飾のルーツは万祝にあったとのこと。

こちらは万祝染に使用する型紙です。これは見事なものですね。

こちらは万祝の見本帳。これを元に船主は注文を出していったそうです。

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