トレードに必要なディスプレイ枚数

トレードに必要なディスプレイ枚数

私はトレードにディスプレイ2枚を使用しています。もともとはノートパソコン1台だけだったのですが、トレードを行っていく中で画面を切り替えながら作業することのデメリットが目に付くようになりました。

ディスプレイ1枚のデメリット

トレードをする際にチャートを開いてみるわけですが、相場を見続けているといろいろな場面がチャンスに思えてきます。サポートラインやトレンドラインをブレイクしたタイミングや、突発的に大きな動きが出た時に「わっ、エントリーしなきゃ」といって焦ってトレードすると大抵負けてしまいます。

後からトレード結果の振り返りを行うと、ここでのエントリーは根拠が甘かったなという場面が多くありました。焦らずじっくりチャンスを待つということが何よりも重要でしたが、毎回その反省をするばかりでなかなか改善されません。

何もしないでチャートを見続けることの困難さ

パソコンの画面にチャートを表示して「タイミングが来たらトレードするぞ」と待ち構えて3時間とか経過すると、人間はやはり何かをやりたくなるようです。何もしないでひたすらじっとしていることは苦痛に感じる、無意識的に何を動く理由を見つけ始めます。それがチャートの見方を歪めてしまうということに気付きました。

チャートを見ないとタイミングを逃す

それではチャートに張り付かないようにしようと、別の作業をしながら合間合間にチャートを観察するようにしてみました。すると今度はトレンドの方向感は合っていたのに、気が付いたらエントリータイミングを逃していたという事態が発生。もしくはタイミングが遅れているのに構わずエントリーして損切りになりました。

マルチディスプレイのメリット

画面を2枚にする

我が家のトレード環境

どうやってこの状況を改善しようかと考えた結果、マルチディスプレイ環境を整えることに思い至りました。中古のディスプレイ1枚を購入してパソコンにつなげて画面を2枚にしたのです。チャートが写れば何でもいいと考えたので、解像度や大きさは気にせず、中古品を何千円かで購入したものになります。

これで片方にチャートを表示しておき、もう片方は別の作業をします。トレード戦略はあらかじめノートに付けておき、シナリオ通りのチャートになるのを”なんとなく”観察しながらタイミングを待ちます。私はYouTubeで動画を眺めながらチャートを視界に入れておく位にしています。

こうすればタイミングを逃すことはありませんし、チャートを注視し続けて見方が歪むこともありません。

画面を3枚以上にする

今のところ画面は2枚で不自由なく使っていますが、人によってはそれ以上の枚数を使っています。チャートをファンダメンタルズ、トレードノートを別々の画面に表示したり、他の通貨ペアや時間足のチャートを別の画面に表示するといった使い方もあるかもしれません。その辺りはトレードスタイルや好みによると思います。